本・映画
ノエル君、あなたになにを 書いたらいいかわからないので、 四匹の小さいウサギのお話をしましょう。 四匹の名前はフロプシーに、モプシーに、 カトンテールに、ピーターでした…… 物語誕生のきっかけは1893年、ビアトリクスがかつての家庭教師アニー・ムーア…
” あなたのダイエットの常識、間違っていませんか? その方法を続ける限り、やせては太るの繰り返しに。 僕は、ダイエット専門トレーナーの高木拳斗と申します。 北海道札幌市で、パーソナルトレーニングジムを運営するかたわら、SNSでダイエット情報を発信…
最近、NHKEテレ東京 a.m.8::00~から放送している『趣味の園芸』が楽しみになってきました。 9月14日は『広島市植物公園』での熱帯植物の紹介と、夜間の植物園の散策でした。 夜間動物園というのも普段と違うものですが、植物園もしかりで興味津々な…
NHK俳句テキスト9月号の感想・レビュー・紹介など。
1939年、戦争の冬のことです。 仕事はぱたりといきづまり、絵を描こうとしてもしかたがないと感じていました。 「むかし、むかし、あるところに」で始まるなにかを書こうとふと思いたったのも、わからないではありません。 ……王子さまや、王女さまや、小さな…
”「哲学者にならない方法」と言われても、多くの人は不可解に思うだけだろう。 もともと哲学には関心のかけらもないのだから。 ちょうど「コンクリートを食べない方法」が、「油断するとどうしてもコンクリートを食べてしまう」という人以外には意味がないの…
田村セツコさんは黒ねこと暮らしてきて、猫からはたくさんのことを教わってきたといいます。 「猫のように」というエッセイで、アメリカの作家、ポールギャリコの小説から、ジェニイの哲学を書いています。 ” 『疑いが起きたら――どんな疑いにせよ――身づくろ…
「HAPPY おばさんは実は私の憧れの人なの。 わたし、HAPPY おばさんのファン第1号よ。 HAPPY おばさんの真似をしてエプロンを付けたりしてね」 ー 田村セツコ ー Happy おばさんの幸せな暮らし方/田村セツコ/興陽館 イラストのコーナーで見かけた「田村セ…
” 私はふと足下をみた。 黒く焦げた敷石に、野菊の類だろか、小さな花びらと細い茎の影がくっきりと残ってゐた。この小さな生命さへ、熱線に焼かれる刹那、ここに自らの影を残したのだ。" ー 祈りの破片 より ー 藍を継ぐ海/伊予原新・著/新潮社 〖 祈りの…
著者の田坂広志さんは、本の冒頭でこう問うています。 あなたは、いま、逆境の中にあるのでしょうか。 日々の仕事での苦労、 貧しい生活での困難、 挑戦した事業での失敗、 競争社会における敗北、 抱いた夢が破れた挫折、 愛する人を失った喪失、 医者も救…
「二組は強いのか? 優勝するのか?」 当然、勝たないと意味がないって思ってる。 でも、おれはとうさんとはちがう。 おおなわ大会が終わったとき、双葉や簾やみんなが、笑顔でいてくれることをたいせつにしたい。おれたちの成功はそこだから。 ー 本書より …
「ここに積もった哲おっちゃんの堆積物も、調べてみたら何かわかるかもしれへんな」 「何かって?」 「哲おっちゃんの頭の中や。もしお前があの人の立場やったら、どういう順番で捨てる?」 ー 略 ー 「で、その次が、レコードとCDのコレクションや。廃番に…
「これからAIによって、どのような職業が淘汰されるかについては、様々な形で語っているが、では、これからのAI時代において、「淘汰されない人材」となり、さらには「活躍する人材」となるためには、どのような能力を、どのようにして磨いていくべきか…
俳句は五七五のリズムが基本となります。 必ずしも、きっちり五七五を守る必要はありません。あえて字余りにしたり、句またがりにしてリズムを崩すこともあります。 松尾芭蕉の有名な言葉に「舌頭に千転せよ」(『去来抄』)とあるように、口にして心地よい…
”文人たちは俳句にいかに接し、親しんできたか” という副題のように、俳人・石井龍生氏による明治から現代に至るまでの文人の俳句の紹介と解説になります。各文人は下記のとおり。(敬称略) 夏目漱石・久保田万太郎・室生犀星・久米正雄・永井荷風・北原白…
「悲しい時、腹が減っていると、余計に悲しくなる。辛くなる。そんな時はメシを食え。もし死にたいくらい悲しいことがあったら、とりあえずメシを食え。 そして一食食ったら、その一食分だけ生きてみろ。それでまた腹が減ったら、一食食べて、その一食分生き…
著者の家には、コウハイというオスの保護猫と、センパイといういうメスの老犬がいます。この本は、そのコウハイとセンパイの日常をつづったエッセイになります。 「猫は、うれしかったことしか覚えていない」という題には、「そんなことはない」反論してくる…
正月の親戚の集まりで英国留学の思い出を問われるままに語っていたら、80歳を超えた祖母が、 「一度でいいからロンドンに行ってみたい。お姫様のような旅をしたい」 と告げたことから、一族総出で支援する五泊七日の豪華イギリス旅行が決まった! とんでも…
日々を無駄なく過ごすために、毎朝、必ず書いている to doリスト。 でも、お正月だけは、 やるべきことよりも、やりたいことを優先して過ごしたいもの。 この三が日は、to do リストを書かないことに…… ♪ to do リスト書かずに暮れる三が日 瑚幸 とぅどぅり…
いつもこの時期になると、参考にする本があります。 そう、ラッピングの本です。 ちょっと前まではシンプルなラッピングは、お店で無料でやってくれたものですが、 最近は有料になっているところが多いように感じます。 それに私はハンドメイドのものを贈っ…
ノネコは、山のねぐらに、ひとりぼっちで暮らしていた。 山には、猫のお客はめったにやってこない。それでも、ノネコは毎日、テーブルにイスの数だけお皿をならべた。 小学館 まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん/朽木祥 作・片岡まみこ 絵 シチュー…
もうすぐハロウィンです。ペイジたちは、自由研究でチャームホール学園の歴史を調べることになりました。 新しく赴任してきた歴史のストックブリッジ先生が、こんなことをいいました。 「知っている人もいるかもしれませんが、この学校の創立者、ラビニア・…
私は、中小企業の経営者であり、「幸福の専門家」であり、ゴミ拾い仙人です。 著者の吉川充秀さんは、さらにこうも言っています。 ・いわゆる「運」をよくしたい人 ・上機嫌になりたい人 ・大谷翔平選手がゴミ拾いをする理由を知りたい人 ・仕事に疲れて幸せ…
「え、何をめざすって?」 サジットが聞きかえした。 「自己ベストよ。自己ベスト記録とも言うわね。今日どんなタイムで走ったとしても、明日はそれよりも速く走ろうとがんばることよ。自分のベストをつくすの。ほかのだれのでもない、自分だけのベストをめ…
両親が仕事の関係で1年間ドバイに転勤になったため、ペイジ・ハートはその間イギリスの寄宿学校に入ることになりました。 ペイジは学期の途中で入って友達ができるかという不安と、もとは貴族の邸宅をそのまま学校にしたという由緒あるお屋敷での生活にもわ…
猫を迎えるときにはいつも「健やかなるときも、病めるときも……」 というフレーズがよぎります。 これから猫を飼う人に伝えたい11のこと/短歌・文 仁尾智/辰巳出版 もう猫を飼っているんですけどね。 すでにずうっと昔、私が生まれた時から猫と暮らし続け…
オカリナの練習を始めて2週間が経ちました。 最初はどこか近くのオカリナ教室でレッスンを受けようかと思っていたのですが、オカリナを買った楽器店でついでに本を買ってきたので、とりあえずその本を見ながら練習を始めました。 その本が、これです ⇓ オカ…
「あのね、演劇人は、くよくよしないものなのよ。 顔をあげて、目を前にむけるの。わたしの好きな言葉はね、”とびらがひとつ閉まるたびに、新しいとびらがひらく”というの。 あなたにとって、そうなると思っているわ、シーラ、心からね」 アップステージ/ダ…
レース編みでドイリーに付けるシンプルな薔薇の花のコサージュを編んでいたら、もっといろいろな花を編みたくなってきたので、コサージュ編みの本を購入しました。 表紙にもあるように、たくさんのお花の編み方が載っています。 それがこちらです ⇓ かぎ針編…
小学1年生のたくまは、小さい時から夢でうなされるほどなすがきらいだ。 給食でなすが出る日には、学校に行きたくなくなる。パパはむりに食べさせようとするし、ママはファイト!なんていう。 夏休みにおじいちゃんの家に行ったら、おじいちゃんは、 「いつ…