
こんなところへ植えられし紫陽花の
ほの碧き花二つ、三つ

わが家の庭は猫のひたいのように狭いうえに土の質も悪い……⤵ 雨台風などの災害では水が増えるので、建て替える際に階段3段ほどの盛り土をしているからです。
そのおかげで浸水からは免れていますが、園芸には適していないため、地植えにする際にはそこの土を入れ替えるようにしています。
数年前に紫陽花の花を自宅で眺めたくて、植えてみたのですが…
最初に植えたガクアジサイは枝ばかりがぐんぐん伸びるばかりで、ちっとも花をつけません。
昨年はひとめぼれした紫陽花を、それとは別の場所に、少し広めに土を入れ替えて植えてみました。これは花びらがひらひらして、碧いレースのようで、つい連れて帰ってしまったのでした。
それが今年は3つほど、碧い花をつけてくれました。
大きいのが1輪と中小1輪ずつ、寄り添うように……
たった3つだけど、それでも3つ。
地植へせしあお紫陽花のかずことし大きく小さくほお寄せ三つ
これは友人の「かずこ」さんの名前を入れて詠んだものです~(⌒∇⌒)
そして、こういうのも……
地植へせし紫陽花の色ほの碧く大きく小さく三つ輝く
石混じる庭に植へたる紫陽花のほの碧き花なほいとほしき
紫陽花にかぎらず植物は、こんなとこって思っても自分で好きな所へ行けるわけではないし、どんな所でも一生懸命生きていかなくちゃならないわけです。草や木の種なんかも、落ちたところで生きていかないといけない。厳しいですね。
そう思うと、私が自宅で紫陽花を観たいという勝手な思いで、こんなところに植えられてしまったわけで、それでも一生懸命咲いてと思うと、とてもいとおしくも感じられますね。
この間の台風では、地面につきそうなほど頭を垂れていたので、支えをして覆いもかけました。そのせいかどうか台風が過ぎ去ると、少し色が濃くなって青空のような色になりました。

奥の一番小さかったのも、黄色から青へとグラデーションがかってきました。

それが今度は、次第に紫色に変化してきているようです。
たった3輪の紫陽花だけど……、
星の王子さまは1輪の薔薇でした。そうして、たくさん咲いている薔薇に出会った時に、こういいました。
「あなたたちは美しいけど、ただ咲いているだけなんだね。あなたたちのためには、死ぬ気になんかなれないよ。そりゃ、ぼくのバラの花も、なんでもなく、そばを通ってゆく人が見たら、あんたたちとおんなじ花だと思うかもしれない。
だけど、あの一輪の花が、ぼくには、あんたたちよりも、たいせつなんだ。
だって、ぼくが水をかけた花なんだからね。覆いガラスもかけてやったんだからね。ついたてて、風にあたらないようにしてやったんだからね……」


水彩で紫陽花の絵も描きました。
これは最近やっている水彩の滲みの練習です~。
私は絵をかっちりと描いてしまうので、こういう絵の具と水が画用紙の上で自然に滲んでいく技法を身につけたいと思っているところです~
いつもありがとうございます。自宅のささやかな紫陽花で、短歌をたくさん詠むことができて、水彩画も描くことができました~! 紫陽花に蕾がついて、次第に花が咲いて、色合いが少しずつ変わってと、地植えすると長~~く花を眺められていいものですね~(⌒∇⌒)