桜さくら堂

みなさま、こんにちは!🌸本の感想や俳句、猫ちゃん、植物のことなどを中心に、カフェやお出かけの情報など楽しんでいただければと思います。(*˘︶˘*)読者登録をお願いします💛

短歌/手をひかれうつむき歩む老人の……

 

手をひかれうつむき歩む老人の

            その足もとに花 散りそむ

 

満開の桜をやや過ぎて早めの花びらが散り始めた昨日、これが今年ラストチャンスの花見とのことで、いつも行く川沿いの桜並木を散策しました。

 

そんな中、多くの人が行き交う歩道を、かなり高齢の人が介護人に両手をひかれて、桜並木の遊歩道の方へゆっくりと向かうのを見かけました。見たところもうすでに100歳近くに見えるその人は、下を向いておぼつかない足取りで歩いていました。

その2人を、周りの人は空をあおいで、美しく咲きほこる桜を眺めながら追い越していきます。私を含めて……

「すみません……」

介護の人のそういう声が聞こえてきました。

いえいえ、あやまらなくても良いのです。むしろじゃまっけなのは、私の方で……。

 

たぶん施設かデイサービスか、少し先の大きな桜の樹のところではすでに着いたお仲間の人達が、集合写真を撮ろうと準備をしながら2人を待っている様子。

介護の人にしてみれば、よく歩けない人は車椅子にしてしまえば、転倒の危険もありませんし、いろいろと楽で簡単なことです。それをわざわざこうして歩くのを手伝いながら花見に来るなんて、とても丁寧で優しい介護をしているんだな、今の若い人もなかなか立派だなと思いました。

それにしても皆さん、最も良い時にお花見に来たのですね。

 

わざわざ無理をして上を向かなくても、やさしい桜の花びらは、2人を迎えるように降りかかり、うつむいたその足もとも、桜の花びらのバージンロードで迎えてくれているのですから。

 

 

 

いつもありがとうございます。桜は満開をわずかに過ぎて、花びらがちらほらと舞う頃が特に美しいような気がします。それに人の想いもあいまって、とても美しい情景でした。ちなみに「老人」という言葉は、差別用語ではないということでした。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

にほんブログ村 花・園芸ブログ 趣味の園芸へ
にほんブログ村