俳人 夏井いつき (敬称略)
MC 浜田雅也/アシスタント 清水麻椰(MBSアナウンサー)
2025年3月27日/春の上野
第1位 みりちゃむ 70点 才能アリ
夜桜の帰路Ado歌う呑んだくれ
第2位 伊原六花 65点 凡人
上野にて春の雨まで美術かな
添削: 絵画めく上野は春の雨もまた
第3位 Kis-My-Ft2 二階堂高嗣 55点 凡人
春の霧待ち焦がれた父の車
添削: 春霧や迎えの父の車待つ
第4位 八嶋智人 50点 凡人
場所取りの恩賜の桜ふるさとぞ
添削: ふるさとの苗木おもふ桜かな
第5位 ネルソンズ 青山フォール勝ち 30点 才能ナシ
高架下揺れる酎ハイ春怒涛
添削: 高架下轟く春よ酎ハイよ
Kis-My-Ft2 横尾渉 永世名人 句集まであと19句
通過待ちのA寝台や雪のひま
掲載決定!
手堅い一句
梅澤富美男 特別永世名人 締めの一句
六合を花に埋もるる上野山
お見事!
風格がある!
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2025年版 夏井いつきの365日季語手帖 (書籍) [ 夏井いつき ]
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ハンディ版 オールカラー よくわかる俳句歳時記 [ 石 寒太 ]
いつもありがとうございます。
八嶋智人さんの句、上野恩賜公園の桜は江戸時代に天海僧正が寛永寺を創建し、その時に吉野山の山桜を移植したのが始まりだといわれていますね。
上野山の山桜を、ふるさとから上京してきた自分と重ねて詠んでいるところが、ふと、昨年の秋田旅行での角館武家屋敷の枝垂れ桜を思い出しました。
あれは左遷された佐竹家に嫁いだ京都の公家のお姫様が、嫁入りの際に持参してきた桜でした。枝垂れ桜は武家では武運が下がるとして普通は庭に植えないものでしたが、佐竹のお殿様は庭に植えたということでした。
雪深く寂しいところへ、華やかな京からお輿入れして、どんな気持ちで毎年枝垂れ桜を眺めていたことでしょう・・・。
上野山から、角館に思いが飛んでしまいました(笑)