
風もなく日差しが暖かな冬の日に、思い立って上野公園にある国立西洋美術館にモネの絵画を観に行ってきました👟
やはりというか、行ってみればすでに長い行列が出来ていました。午前10時頃に着いて、館内に入れたのが11時過ぎくらいでした。
モネは以前、東京都美術館で開催した時には2時間くらい並びましたので、その時よりは若干良かったでしょうか。モネは「睡蓮」「柳」「アーチ形の橋」などの日本の風景を描いたもの多いせいか、絶大な人気がありますね ♪

冬晴やモネ画の靄は重重し 瑚幸
ふゆばれやもねがのもやはおもおもし こゆき

冬晴〖冬の季語・天文〗寒晴・冬日和・寒日和
晴れわたった日は、冬でも日差しが眩しい。太平洋側では晴れの日が続くことが多い。

東京都美術館でモネを観たときには、睡蓮の絵画が多かったような印象がありました。
印象派だけに( ´∀` )
それでも睡蓮がくっくりと描かれていたように思います。ただ当時の人にしたら、それまで写真のように描く写実画が主流でしたから、あれでも衝撃的で受け入れがたくあったのかなと思ったりしました。
しかし、今回のモネの絵画は、それよりもさらにぼんやりと霞のような靄のようなものが深く垂れこめていて、確かにこれは「印象派だな」と思える作品がたくさん展示されtいました。
睡蓮はもとより、日本の橋や柳などにしても、ただ油絵の具が濃く塗り重ねられているだけで、題を見なければ判じがたいものも数点ありました。
近づいてタッチをじっくりと観察すれば、様々な油絵の具がべったりと塗り重ねられていたりするだけなのですが、これが離れて観れば、ちゃんと透明感をたたえた池になったり、うっすらと軽やかな霞や靄がかかったように見えてくるのです。

句はそういう、油絵の具が重々しくこってりと塗られながらも靄となってぼんやりと軽く霞んだように見えるモネの絵画と、明るく眩しく光る冬の晴天を季語として対比することで、季語の効果をねらってみました。
「重重し」は「重々し」と略せず、重を重ねることによって、絵の具の塗り重なったさまを視覚的に感じるように工夫してみました。
あと、「も」で韻を踏んでみました。韻を踏むのは、久しぶりですね。
ふゆばれやもねのもやはおもおもし

さて、いつもだったら絵画を観たらショップで絵葉書や何かを買うのがささやかな楽しみになっているのですが、ここにも長蛇の列が出来ていたので、惜しくも断念いたしました。
今年は1月からモネの絵画が観られて良かったです。
ありがとうございました。

ちなみに帰りに行列を見ると、私が並んだときの倍くらいの行列が出来ていて、外まで並んでいました。これでは2時間待ち位でしょうか・・・
その並んでいる人を見ると、老若男女、カップルや家族、中学生の団体など様々でしたが、高齢者も多く中には杖をついたりしている人もいました。
私が行った日は暖かい良い日でしたが、北風が吹く極寒の日や、夏の猛暑の日にもこうして並ばせて待たせるのでは、なかなか辛いだろうと思ってしまいました。
これでは体力のない人には、美術の鑑賞もなかなかハードルの高いものになりそうです。あるいは、1人で来て並んでいてトイレに行きたくなったら・・・
以前、東京スカイツリーが出来て行ったときには、何時~何時という時間が指定されている整理券が配られていたので、近くのソラマチや水族館に行って時間を潰すことができたので良かったです。
美術館も体力のない弱者目線で考えてもらえると、大変ありがたいものですね。
いつもありがとうございます。