桜さくら堂

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冬薔薇主従肩よせ足もとに〖季語・冬薔薇〗俳句・はてなお題

冬枯れの路傍に冬の薔薇が咲いていました。

薄い大倫の薔薇を慕うように、やや小ぶりながらも艶やかで濃い色の薔薇が取り囲んでいます。まるで宮廷の侍女のように。平安時代であれば、清少納言・・・

 

藤原道隆の長女である藤原定子(フジワラノテイシ)は、一条天皇の皇后でしたが、父亡き後、権力争いに巻き込まれて悲運な生涯となりました。

そんな定子に仕えていたのが清少納言で、清少納言もやはり権力抗争によって窮地に追いやられたり、様々な誘惑もあったのですが、結局は、心酔していた定子に寄り添って忠誠を尽くし続けたのでした。

 

冬に薔薇に囲まれて咲く薔薇に遭遇したときに、その儚くも美しい姿から、思わずそんな平安宮廷に思いを馳せていました。

 

 

冬薔薇主従肩よせ足もとに            瑚幸

ふゆそうびしゅじゅうかたよせあしもとに                           こゆき

 

冬薔薇〖冬の季語・植物〗

冬に咲く薔薇のこと。冬の薔薇。寒薔薇。

 

今週のお題「大人だから」

 

清少納言の「枕草子」には、権力抗争などの不遇な立場の愚痴や泣き言はいっさい書かずに、宮廷の華やかな部分や美しい情景などのみが描写してあります。

恋多き女性と云われていた清少納言は、生き方も美しい人だったのだろうと推察します。

 

損得ではなく、自分が大切にしているそういう美しい心情をまず第一に考え、行動する人を、「大人」と呼ぶのでしょうか。

 

 

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